「温故」昔の体験ブログ風「知新」 |
- 22: 名前:さいて〜な男投稿日:2005/10/06(木) 20:09
- ん十年前、わしが某高校の生徒だった頃
ものすごい雨の日だった。
柏木町のバス停で、わしは8番のバスが見えたので、傘を持ちつつ
必死で走って、バス停に間に合った。
そこに、傘を持たない某私立女子校の女の子がずぶぬれでバスを待っていた
その子が、8番に乗るものだと思っていたが、その子は乗らなかった
たぶん、11番に乗るのだったのかも知れない。
考えれば、その時、わしの傘をその子に貸すかあげればよかったかも知れん。
だが、その傘は死んだばかりのオヤジの形見の傘だった。
わしは、結局その子を見捨てて8番に乗ってしまった。
遠回りでも11番に乗って、その子を傘に入れればよかったのだ・・。
今考えるとかわいそうなことをしたと思っている。
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